万博初日

4月13日 
開幕日は荒天に見舞われた。航空自衛隊の曲技飛行隊「ブルーインパルス」の展示飛行も中止。海外5か国のパビリオンは開館のめどが立たないままの船出となった。

国際情勢が影を落とす

5月15日 イスラエル「ナショナルデー」の式典が開かれた。抗議活動を警戒して出席者を招待客に限定し、一般の来場客には公開しない異例の形を取った。
ロシアの侵略を受けるウクライナは万博に出展したが、ロシアは参加を見送った。

イタリア館が人気を集める

5月18日 リアルなものに注力するイタリア館が人気を集めた。この日は、ルネサンス期の芸術家ミケランジェロの彫刻「キリストの復活」の公開が始まった。会期終盤には待ち時間が「5時間以上」と表示されたことも。

噴水ショーが中止に

6月4日 「ウォータープラザ」からレジオネラ属菌が検出され、7月10日まで噴水ショーを中止した。

ブルーインパルスが上空に

7月12日・13日 航空自衛隊の曲技飛行隊「ブルーインパルス」が会場上空で展示飛行を披露した。万博は13日、半年間の会期の折り返しを迎えた。

全パビリオンが完成

7月19日 唯一開館していなかったネパール館が開幕98日目でオープンした。これで、計84のパビリオン全てが開いた。

帰宅困難 オールナイト万博

8月13日 午後9時半頃、会場直結の大阪メトロ中央線が一時運転を見合わせ、大勢が会場内で一夜を明かすことになった。パビリオンや施設には、飲食物を配ったり、スペースを開放したりするところも目立った。

大屋根リング一部保存決定

9月16日 大屋根リング(1周2キロ)の北東200メートルを保存し、周辺を公園・緑地として整備することで合意。

一般来場者愛知万博超え

9月27日 大阪・関西万博の一般来場者数が計2207万2717人となり、2005年愛知万博の2204万9544人を超えた。

万博閉幕

10月13日 大阪・関西万博は半年間の会期を終えて閉幕した。日本と158か国・地域、7国際機関が参加した祭典には、一般来場者だけで2500万人が足を運んだ。

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